女子ログ お猿さん注意報

 先日の夜、町内会長が携帯電話を片手に「注意喚起をしてほしい」とやって来た。何事かと尋ねると「猿が隣の町内に出没した!」。山から下りて餌を探しているそうだ。きちんと戸締まりをして、食べ物を外に置かないようにと、私は電話で注意喚起を始めた。

 近所では目撃が多く、「もし遭遇したら目を合わせないこと」と対処法を教えてくれる。猿は屋根伝いに飛び回り「あなたの家の2階のベランダにもいたよ!」と隣人。「えー?!」と思わず電話口で叫んだ。干し柿をつるしていたことを思い出したのだ。「ヤバイ、食べられたかも!」「そりゃ大変、はやこと見に行くだわ!」。電話後、ベランダへ駆け上がり、確認すると無事だったのですぐに回収した。

 翌朝、玄関で何やら音がする。猿が侵入したのだろうか。恐る恐る見ると、茶色のダウンを着た両親が訪ねてきていた。ホッとしたが、猿と間違えたことは黙っておこう。窓を開けると影が通り過ぎてビクッとしたが、子猫だった。どうやら敏感になっているらしい。

 正月、親戚と猿の話になると、街に出没したとか、タマネギや柿や大根を選んで食べたとか、ビール瓶が割れていて警察が捜査すると犯人は猿だったという話題も。被害は困るので、各地のお猿さん注意報が欲しいと思う今日このごろだ。

(出雲市・こいちゃん)

2019年2月4日 無断転載禁止