板祐生の伝記編集に着手 鳥取・南部の出会いの館職員
鳥取県南部町出身の孔版画家・板祐生(1889~1956)の作品、収集物を収蔵する祐生出会いの館(同町下中谷)の職員が、板の伝記編さんに着手した。地方教員を続けながら全国の趣味人たちと交流を深め、画才にも目覚める劇的な一生を歩んだ、板の足跡を詳細にたどる。
板は東長田村(現南部町)に生まれ、学校教員として勤務する傍ら、絵はがきやポスター、土人形などの収集を始めた。1919年に収集家の同好会「我楽他宗(がらくたしゅう)」に入会し活動を本格化。収集品は寄贈された物が大半で、寄贈者への返礼品として孔版画の製作もするようになったという。
【詳しくは本紙紙面をご覧ください】
2019年2月10日 無断転載禁止