女子ログ プラスな生き方

 競泳女子の池江璃花子選手の白血病公表には衝撃を受けた。病気は、なった人にしか分からないつらさがあると思う。

 私は20代の時に、重い病気になったことがある。昔なら「不治の病」で、間違いなく亡くなっていた、そんな病気だ。病名を医師から聞いた時は耳を疑い、「なんで私だけがそんな珍しい病気になるの?」と沈み、泣き叫んだ。誰かに頼ることもできない。自分で病気を受け入れないといけない。でもなかなかそれができない。

 ちょうどその頃、新しい仕事に就き、成績も上がり、上司から期待されていた。近い将来、役職も決まっていたのに病気になってしまった。医師からは、現代では治る病気だと聞いていたけれど、冷静ではいられなかった。

 みんなからの「頑張れ!」という言葉が、つらく突き刺さった。だって、頑張っているから…。そんな中、1年間、集中治療して完治した。

 治ってからは、仕事に復帰し、良い成績を残すことができた。業績日本一に4度なり、業界雑誌にはカリスマとして載ったこともある。

 あの病気にならなかったら、懸命に働かなかったかもしれないし、成績も伸びなかったかもしれない。病気はつらいことだけど、乗り越えると、新しいプラスな私がいた。あの病気があったら、今の私がいる。

(鳥取市・DJレイ)

2019年3月12日 無断転載禁止