輝(き)らりキッズ ストリートダンス 世界大会 初出場3位

 体をくねらせ 大胆ステップ

  かっこいいダンサー目標

   佃 紗瑛子(つくだ さえこ)さん(松江・乃木小5年)

3位のトロフィーを手にはにかむ佃紗瑛子さん=イギリス、グラスゴー
 ヘビのように体をくねらせたり、大(だい)胆(たん)にステップを踏(ふ)んだり。音楽に乗って自由自(じ)在(ざい)に踊(おど)る佃(つくだ)紗(さ)瑛(え)子(こ)さん(11)=松(まつ)江(え)市立乃(の)木(ぎ)小学校5年=は、2018年8月、イギリスで行われたストリートダンス世界大会に初出場で3位に輝(かがや)きました。

 ダンスを始めたのは4歳(さい)の時でした。ダンスを習っていた兄の胡(こ)太(た)朗(ろう)さん(14)=私(し)立(りつ)開(かい)星(せい)中学校2年=の影(えい)響(きょう)だといいます。

 平日は週2回、松江市内のダンス教室でレッスン。週末は広島県や大(おお)阪(さか)府まで足を延(の)ばし、レッスンや大会で腕(うで)を磨(みが)いています。また、自(じ)宅(たく)での個(こ)人(じん)練習も毎日欠かしません。動画投(とう)稿(こう)サイトのユーチューブや、写真動画投稿アプリのインスタグラムで上(じょう)手(ず)な人のダンスを研究し、技(わざ)を身に付けています。

真剣なまなざしで井田浩之さん(左)の動きを真似る佃紗瑛子さん(左から4人目)=松江市朝日町、松江テルサ
 「とにかくダンスが大好き。努力を苦しいと思ったことはない」ときっぱり。松江で指(し)導(どう)をしている井(い)田(だ)浩(ひろ)之(ゆき)さん(38)は「日々の練習の成果が表れ、動きに説得力が見えてきた」と努力を評(ひょう)価(か)します。

 昨年出場した世界大会の「U(ユー)D(ディー)O(オー) STREET(ストリート)  DANCE(ダンス) WORLD(ワールド) CHAMPION(チャンピオン)SHIP(シップ)」には国内予選を勝ち抜(ぬ)いた36カ国の選手が参加。ソロ部門には男女1280人が出場し、そのうち12歳以下の上級部門で披(ひ)露(ろう)しました。

 決勝戦では7人が同じステージに立ち、D(ディー)J(ジェー)が選んだ1~2分の音楽に合わせて、全員同時に即(そっ)興(きょう)で踊りを展(てん)開(かい)。音楽性(せい)や、振(ふ)り付けの種類などを競(きそ)い合います。

音楽に乗ってダンスを練習する佃紗瑛子さん=松江市朝日町、松江テルサ
 紗瑛子さんは走ってアピールできる場所を陣(じん)取り、スタートを切りました。動きが小さくならないように、大きく踊ることを心掛(が)け見事3位を獲(かく)得(とく)。「優(ゆう)勝(しょう)を狙(ねら)っていただけに悔(くや)しかったけれど、世界大会で結果が残せて自信が付いた」と振(ふ)り返ります。

 得ることができたのは成(せい)績(せき)だけではありませんでした。イギリスで活(かつ)躍(やく)する日本人ダンサーに「日本人はスキルは高いけれど、遊び心が足りない」と海外ならではのアドバイスを受けたのです。帰国後は、見ている人がウキウキするようなダンスが踊れるよう、意外性のある動きを意(い)識(しき)するようになりました。

 今後の目標は「見ている人にパワーを与(あた)えられる、かっこいいダンサーになること」。憧(あこが)れの姿(すがた)を思い浮(う)かべながら、きょうも鏡の前で練習に励(はげ)みます。

プロフィル
【好きな色】緑色
【好きな歌手】MISIA(ミーシャ)
【得意な教科】国語、体育
【好きな食べ物】メロン

2019年3月13日 無断転載禁止

こども新聞