吉賀・蔵木中 閉校記念行事に向け準備進む

蔵木中学校の閉校記念行事に向け、和太鼓演奏の練習を重ねる蔵木小の児童たち
 島根県吉賀町蔵木の蔵木中学校(8人)が、同町六日市の六日市中(36人)との統合に伴い3月末に閉校となるのを受け、地元の住民たちが17日に蔵木中体育館である記念行事の準備を進めている。地元の蔵木小学校の児童による和太鼓演奏のほか、思い出の写真150枚を集めたスライドショーなどを予定。地域を挙げて学びやの足跡を振り返り、感謝の気持ちを表そうと意気込んでいる。

 記念行事は、地元の学校関係者や公民館などでつくる実行委員会が企画し、午前10時半~正午に開く。当日は、蔵木小の全校児童10人による元気いっぱいの和太鼓演奏で幕開け。蔵木中の生徒や住民へのインタビューや、開校から現在に至るまでの運動会や遠足といった思い出の写真を使用したスライドショーがある。

 2017年に住民有志が独自に制作した蔵木音頭を全員参加で踊る趣向もあり、地域の一体感を演出する。

 13日には、蔵木中体育館で蔵木小児童が和太鼓練習に取り組み、元気な声を張り上げた。6年の村上遥唯君(12)は「自分たちの蔵木を思う気持ちが地域に伝わるよう、全力で演奏したい」と力を込めた。

 蔵木中は1947年に開校し、これまでに1384人の卒業生を輩出。地域の少子化に伴い生徒数が減少し、町教委が2016年、六日市中への統合を提案した。両校の地元自治会や保護者らによる検討委員会で協議を重ねた上で統合が決まった。

2019年3月13日 無断転載禁止

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