松江・玉湯のエゴマ油、特産品に 美肌温泉ちなみPR

デザインを変更したエゴマ油のPR方法を話し合うメンバー
 松江市玉湯町の特産品としてエゴマ油を売り出そうと、町内農家でつくる農事組合・林本郷(松江市玉湯町林、松浦久年代表理事)が準備を進めている。美容効果があるとされ、メンバーは「美肌温泉で知られる玉造温泉を代表する土産物の定番になれば」と期待する。

 血流を良くするとされるエゴマは、鳥獣害に遭いにくく管理が容易なため、栽培経験がある奥出雲町出身の住民が提案。付加価値を高め、収益を上げようとエゴマ油に着目し、2016年に10アールで栽培を始めた。

 組合員が手作業で苗植えから収穫までを行い、県内の業者で搾油して同年に油の販売を開始。一方、販売先のほとんどが組合員で、町内でも存在を知る人は少なかった。

 エゴマ油の認知度向上のため「玉造温泉のお膝元の特産品としてPRできないか」と思い立ち、松江市が人口減対策で進める「地域版まちづくり総合戦略」の事業に応募し、事業採択された。

 助成金50万円を生かして観光客向けにパッケージデザインを変更して「玉造の宝珠(たからだま)」と命名。50グラム2本を高級感のある緑色の箱に入れた。町内の温泉や土産店で4月に販売を予定する。価格は未定。

 耕作地を拡大し、現在は40アールで栽培する。松浦代表理事(70)は「温泉で体外、エゴマ油で体内を美しくなってもらい、美肌の町として玉湯をPRし、観光客を呼び込みたい」と話した。

2019年3月14日 無断転載禁止

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