EPAで欧州産品の輸入が急増 2月に関税削減、国内農家は警戒

 EUとの経済連携協定(EPA)が発効し、スーパーの特設売り場に並ぶ欧州産ワイン=2月1日、東京都内

 財務省が28日発表した2月の品目別の貿易統計によると、欧州連合(EU)からの豚肉輸入が前年同月比で54%増えた。ワインは42%、チーズは30%それぞれ伸びた。2月に日欧経済連携協定(EPA)発効による関税の削減や撤廃があった。関税下げなどを見越して業者が発効前の輸入を抑えた影響も含まれるとみられるが、国内の畜産農家には先行きへの警戒感が広がっている。

 EPA発効で、EUからのワインの関税は即時撤廃され、豚肉やチーズの関税は段階的な引き下げが始まった。豚肉はデンマークやスペインなどからの輸入が増えた。チーズはフランスやイタリアなどからの分が伸びた。

共同通信社 2019年3月28日 無断転載禁止