加害の親7割、虐待された経験 子ども時代に被害、理研調査

 虐待事件に関わった親の背景

 子どもを虐待したとして有罪判決を受け、服役した親や同居の大人25人のうち、72%に当たる18人が自身の子ども時代に虐待を受けていたことが30日、理化学研究所の調査で分かった。本人が精神的問題を抱えるケースや、子どもに健康や発達の問題があり、子育てが難しい環境に置かれていた例も目立った。

 調査チームは、子どもへの適切な接し方が分からなかったり、過大なストレスがあったりしたために虐待につながった可能性があるとみている。

 子どもの虐待事件の加害側を数十人規模で調査するのは異例という。

共同通信社 2019年3月30日 無断転載禁止