温室効果ガス、排出ゼロ目指す 今世紀後半、有識者懇が提言へ

 地球温暖化対策の長期戦略を検討する有識者懇談会の初会合=2018年8月、首相官邸

 地球温暖化防止のためのパリ協定に基づき、日本の長期的な対策の在り方を検討してきた政府の有識者懇談会による提言案の内容が2日、明らかになった。今世紀後半に温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにする「脱炭素」の実現を目指すことを提言。世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1・5度に抑えるとのパリ協定の目標達成に貢献する姿勢も明記するなど、従来の政策から一歩踏み込む。

 懇談会は安倍晋三首相が設置した「パリ協定長期成長戦略懇談会」。2日午後に首相も出席して開く会合で議論し、決定する。パリ協定は各国に長期戦略の策定を求めており、政府は提言を基に戦略をまとめる。

共同通信社 2019年4月2日 無断転載禁止