全国の風疹患者、千人超える 「今後大流行も」と専門家

 風疹ウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 国立感染症研究所は2日、3月24日までの1週間に全国で新たに74人の風疹患者が報告され、今年に入ってからの累計患者数が1033人になったと発表した。計1万5千人以上の患者が出た2012~13年の大流行と増加の仕方が似ており、専門家は「今後流行が拡大する恐れがある」としてワクチン接種を呼び掛けている。

 12~13年の流行は、1年目の患者数が2千人台で、冬場に減少したものの2年目に急増した。18年夏に始まった今回の流行は、昨年ピーク時に比べると減ったものの、終息する気配はなく、さらに患者が増える可能性もある。

 今年に入ってからの累積患者数は特に首都圏で多い。

共同通信社 2019年4月2日 無断転載禁止