イチロー、国民栄誉賞受賞を辞退 「人生の幕下ろした時に」

 イチロー元選手(ゲッティ=共同)

 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、米大リーグを引退したイチロー元選手から国民栄誉賞の受賞を辞退すると代理人を通じて連絡があり、授与を見合わせると明らかにした。菅氏は、政府の打診に対して元選手側から「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」との返答があったと説明した。イチロー元選手は過去に2回、受賞を辞退しており、今回で3回目となった。

 イチロー元選手は3月21日、マリナーズの外野手として東京ドームでの公式戦に出場後、会見し引退を表明。日本政府は日米で長年活躍した実績を「数多くの輝かしい記録を樹立した」(菅氏)と高く評価し、国民栄誉賞授与を検討していた。

共同通信社 2019年4月5日 無断転載禁止