福岡知事、現職小川氏が3選 保守分裂を制す

 福岡県知事選で3選を確実にし、花束を受け取る小川洋氏(左)=7日夜、福岡市 小川洋氏

 福岡県知事選は7日、無所属の現職小川洋氏(69)が、元厚生労働官僚で自民党が推薦する武内和久氏(47)ら新人2氏を破り3選を果たした。投票率は前回を3・87ポイント上回る42・72%だった。

 保守分裂の構図となった選挙戦で小川氏は、豪雨災害対応など実績を強調。政党の推薦は受けなかったが、自民党の一部が支持に回り、立憲民主党などの野党も実質支援した。連合福岡などの推薦団体が組織戦を展開し、2氏を引き離した。

 地元選出の麻生太郎副総理兼財務相や自民党県連が推した武内氏は、保守分裂のあおりで自民、公明両党支持層を固めきれず、無党派層への浸透も欠いた。

共同通信社 2019年4月8日 無断転載禁止