日産、ゴーン前会長の取締役解任 株主総会、社長は辞任否定

 日産自動車の臨時株主総会であいさつする西川広人社長兼CEO=8日午前、東京都内(ユーチューブから)

 日産自動車は8日、東京都内で臨時株主総会を開き、会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕された前会長のカルロス・ゴーン容疑者と前代表取締役グレゴリー・ケリー被告を取締役から解き、筆頭株主であるフランス自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール会長を新たに選任する議案を可決した。喫緊の課題である統治強化に向け経営陣を刷新し、日産・ルノー連合を強い指導力でけん引した「ゴーン体制」から完全に決別した。

 日産の西川広人社長兼最高経営責任者は総会で「会社を代表して深くおわびしたい」と陳謝した。その上で「今と将来に対する責任を果たす」と述べ、早期の引責辞任を否定した。

共同通信社 2019年4月8日 無断転載禁止