松江歴史館で「ねじり児人形」展

愛らしい姿のねじり児人形を鑑賞する来場者
 江戸時代から松江に伝わるからくり人形「ねじり児(こ)人形」を集めた展示会が、松江市殿町の松江歴史館で開かれており、ふくよかな体つきの愛らしい幼児を模した姿が、来場者を楽しませている。17日まで。観覧無料。

 ねじり児人形の誕生は、松江松平藩5代藩主・宣維(のぶずみ)が1724年に京都の公家の娘・岩姫と結婚したことがきっかけ。岩姫がふるさとを離れても寂しくないようにと、京都の御所人形風に、人形を作らせたことが始まりとされる。背中についた突起をねじると両手が動くことから「ネジデコ」とも言われる。

 会場では高さ約15センチ~30センチの江戸後期に作られた人形7体を展示。幼児が獅子頭や鈴などで遊ぶ様子を表現しており、同館の藤間寛学芸専門監(65)は「京都の文化を取り入れたかわいらしい姿を見てほしい」と来場を呼び掛けている。

2019年4月9日 無断転載禁止

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