受精卵ゲノム編集を法規制へ 人への応用禁止

 ゲノム編集で心臓病の遺伝子を修復した、人の受精卵。体外受精から2日後の様子(米オレゴン健康科学大提供・共同)

 狙った遺伝子を効率的に改変できる「ゲノム編集」技術を人の受精卵に使うことについて、政府が法規制する方針を決めたことが12日分かった。基礎研究に限って容認し、受精卵を人や動物の子宮に戻すことを禁止する。22日の内閣府・生命倫理専門調査会で提案。文部科学・厚生労働両省で半年間議論し、秋に具体的な内容を決める。

 政府は倫理指針で規制する方針だったが、今年1月、中国で研究者がゲノム編集を受精卵に用い、双子を誕生させていたことが確認され、国際的な批判が高まった。このため方針を転換し、法制化へとかじを切った。

共同通信社 2019年4月12日 無断転載禁止