島根県高校総体 バドミントン女子団体 大東15年ぶり頂点

【バドミントン女子団体決勝・大東―松江商】強打で相手を揺さぶる大東の日野優那(右奥)。手前は小山千穂=鹿島総合体育館
 第57回島根県高校総合体育大会後期第1日は30日、県内各地で9競技があり、バドミントン女子団体の大東が15年ぶり12度目の頂点に立った。男子団体は松徳学院が3連覇した。

 テニスは開星が男女優勝を果たした。個人戦を行った弓道は男子が豊田笙介(出雲)、女子は和田美沙希(松江北)が優勝。男子は上位5人のうち3人を出雲勢が占めた。

 卓球はダブルスがあり、男子は出雲北陵の山本駿介・山本歩組、女子は明誠の河野凪紗・郡山七海組が制した。サッカー男子は大社、明誠、開星、立正大淞南が4強入りした。

 後期第2日は31日、卓球、ソフトテニス、フェンシングなど14競技がある。


勝利への執念実り復活

 最後のポイントを取ると大東の主将、小山千穂は涙を流してコートにしゃがみ込んだ。バドミントン女子団体で復活を告げる優勝。「インターハイに出る」というチームの思いを背負って戦った主将に仲間が駆け寄り、歓喜の輪をつくった。

 シングルス、ダブルスを1試合ずつ取り合い、勝負の第3シングルス。第1ゲームを落とした小山は「ラリー戦に持ち込む自分のプレーをしよう」と切り替えた第2ゲームで、持ち味を発揮した。

 前後左右に動かす相手のショットに反応。日野優那と組んだ第2ダブルスでも見せた粘り強さでミスを誘い、ゲームを奪い返した。

 終始追いかける展開となった第3ゲームも仲間の応援を背に奮闘。「チームをインターハイへ絶対に連れて行く」。執念が乗り移ったかのように終盤の16、17点目はシャトルがネットに当たって相手コートに落ちた。

 全員が1、2年生。昨秋と今春の県大会決勝で敗れ、「怖い」イメージがあった強敵の松江商に対し、「勝ちたい」思いを持ち続け、声を掛け合ってつかんだ勝利だった。

2019年5月31日 無断転載禁止