きらめく星 月を大きく撮ろう

望遠鏡に携帯(けいたい)電話を押(お)し当てて撮影(さつえい)した月=5月11日、三瓶自然館サヒメルで撮影
カメラやスマホで挑戦して

 月の表面には海と呼(よ)ばれる黒っぽい模(も)様(よう)や、クレーターというたくさんのくぼみがあります。そのような月の様子を、写真に撮(と)ってみませんか。

 まずはカメラを用意し、レンズのズームを最も望遠側にしてください。レンズが交換(こうかん)できるカメラなら、望遠レンズを付けます。

 そのカメラを空に出ている月に向け、普(ふ)段(だん)と同じようにシャッターを切ります。どんなカメラでもうまくいくとはいえませんが、これだけで簡単(かんたん)に撮れることがあります。三(さん)脚(きゃく)を使ってカメラを固定すれば、よりはっきりと写せます。月の写り方が小さくても、パソコンなどで拡大(かくだい)して見てみると、模様がしっかり撮れている場合があります。

 スマートフォン、いわゆるスマホでも同じように撮影(さつえい)できます。また、スマホ用に月をきれいに撮るためのアプリもいくつかあるようですので、活用すればよりよく撮れるでしょう。

 これらの方法でうまくいかない、あるいは、もっと鮮明(せんめい)な写真が撮りたい場合には、天体望遠鏡の使用をおすすめします。天体望遠鏡は、公開天文台など地(ち)域(いき)の施(し)設(せつ)で開かれる天体観察会に参加すると使うことができます。

 望遠鏡をのぞくところに、自分の目の代わりにカメラやスマホなどのレンズを押(お)し当てることで、月を撮ることができます。ただし、天体観察会にはルールがありますので、月の撮影をしてよいか確(たし)かめた上、ほかの参加者の迷(めい)惑(わく)にならないよう気を付けてください。

 三(さん)瓶(べ)自然館サヒメルでは、この週末から企(き)画(かく)展(てん)「ボーっと眺(なが)めてたら叱(しか)られる!今こそ知りたい月のなぞ」を開催(かいさい)し、月に親しんでもらうためのさまざまなイベントを行います。7月13日(土)と9月7日(土)の夜は、天文台の望遠鏡で自由に月が撮れるイベントがありますので、ぜひ参加してください。

◆島根県立三瓶(さんべ)自然館サヒメル天文事業室長・竹内幹蔵(みきまさ)

2019年7月10日 無断転載禁止

こども新聞