全国高校野球選手権大会 米子東 踏ん張れず

【米子東-智弁和歌山】6回表米子東1死一、二塁、岡本大翔が遊撃へ内野安打を放ち、満塁と好機を広げる=甲子園
 第101回全国高校野球選手権大会第3日は8日、甲子園球場で1回戦4試合があり、米子東は智弁和歌山(和歌山)に1-8で敗れた。1点を追う六回に山内陽太郎の適時打で同点としたが、直後に3点を取られて勝ち越され、1986年以来の勝利はならなかった。

 28年ぶり出場の国学院久我山(西東京)は前橋育英(群馬)に7―5で逆転勝ち。3―5の七回に5長短打を集めて3点を挙げた。春夏を通じて甲子園初勝利。明徳義塾(高知)は3人の継投で逃げ切り、藤蔭(大分)を6―4で下した。敦賀気比は初出場の富島(宮崎)に5―1で勝った。

 6回攻防 勝負どころで明暗

 【評】中盤までほぼ互角の戦いを演じた米子東は好機にもう一本が出ず、終盤以降、智弁和歌山の強力打線につかまった。

 1点を追う六回、諸遊が右前打で出塁し、福島康の時にヒットエンドランを仕掛けて1死二塁。山内の中前適時打で追い付いた。さらに敵失と岡本の内野安打で1死満塁としたが、後続が相手右腕の140キロ台後半の直球と切れのあるスライダーに的を絞りきれず、勝ち越せなかった。

 先発森下は初回、死球で出した走者をけん制で刺すなど落ち着いたマウンドさばき。130キロ前後の直球と変化球を巧みに交ぜ、試合をつくった。六回、2死から4安打と1四球で3点を失ったのが痛かった。救援した山内、土岐も流れを止められなかった。

2019年8月9日 無断転載禁止