やりたいことに全力で! OB訪問、修学旅行の生徒に語る

生徒に進路選択について語る伊達晃洋社長(右)と長谷川哲士さん=東京都渋谷区、エードット
 何をしたいのか、決めるのが人生だ-。松江東高校の2年生が8日、東京都内の広告・プロモーションのベンチャー企業「エードット」を訪ね、話題の広告を多く手掛ける卒業生の伊達晃洋社長(34)、コピーライター長谷川哲士さん(35)と交流した。2人は高校卒業後の歩みを振り返り、自分の力で未来を切り開く大切さを説いた。

 「やりたいことを貫くのは大変だけど、その先にはすてきな仲間がきっといる」。2人は、修学旅行の一環で会社を訪れた生徒43人に熱く語り掛けた。

 エードットは伊達さんが2012年に設立し、長谷川さんが後に加わった。SNS(会員制交流サイト)を駆使したマーケティングで業績を伸ばし、3月に東京証券取引所の新興市場・マザーズへ上場。2人は上場に合わせ、山陰中央新報の紙面に「松江東高の後輩へ」と題したメッセージ広告を掲載した。

 伊達さんは高校卒業後、広告業界で成功するため努力した経験を踏まえ「自分のやりたいことを見つけ、全力で行動する力が重要」とエールを送った。長谷川さんは「大学に進学するだけでなく、多くの選択肢がある。いろいろ考え、やりたいことを早めに見つけると生きやすい」とアドバイスした。

 人脈の広げ方を問う生徒の質問に対し、長谷川さんは「多くのイベントに顔を出し、SNSでつながりを増やしてきた」と説明。伊達さんは最近、同社が高卒の新入社員を採用したとし「松江東高からも人材を取りたい。大きな夢を持っている人はぜひ応募してほしい」と呼び掛けた。

 美術関係の進路を希望する岡本偉路里(いろり)さん(16)は「周囲に流されず、自らの道を進むという言葉に勇気をもらった。どんな業界も自分を売り込む営業力が必要だと感じた」とメモを取った。

2019年10月9日 無断転載禁止

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