大嘗祭、お供えを有効活用 全国特産品、「食品ロス」考慮

 宮内庁は15日、皇位継承の重要祭祀「大嘗祭」で供えられる「庭積机代物」と呼ばれる各都道府県の特産品について、儀式後に埋納していた平成時を踏襲せず、食品として有効活用を検討することを明らかにした。社会的な関心が高い「食品ロス」を考慮した。

 宮内庁によると、庭積机代物は果物や野菜、海産品のほか、47都道府県のコメなど。大嘗祭当日の11月14、15日、儀式の場に置かれる。

 神事に使ったものは埋めて自然に戻すなどとして、平成時は儀式の後に埋納した。スーパーやコンビニなどで食品が廃棄され、社会問題として取り上げられる中、今回は安全に食べられる品目の活用を検討する。

共同通信社 2019年10月15日 無断転載禁止