三陸鉄道、全面復旧に1カ月以上 63カ所に被害

 岩手県の沿岸部を走る第三セクター三陸鉄道で、台風19号により線路への土砂流入やのり面崩落が相次いだ問題で、三鉄は15日に記者会見を開き、全面復旧に1カ月以上かかるとの見通しを明らかにした。163キロの全線で少なくとも63カ所に被害が出ているという。

 同社によると、被害が比較的小さく、利用者の多い区間から優先して復旧工事を実施する予定。運休期間中はバスによる代行運転で対応する。

 三陸鉄道は東日本大震災で被災。不通だったJR山田線の一部を移管され、今年3月にリアス線として開通。中村一郎社長は「一日も早く復旧してほしいという住民らの期待に応えたい」と話した。

共同通信社 2019年10月15日 無断転載禁止