震災犠牲者の遺骨、新たに判明 宮城・常磐山元自動車学校で被害

 宮城県警亘理署は17日、同県山元町に近い太平洋沿岸で8月に人骨の一部が見つかり、歯型やDNA型を鑑定した結果、東日本大震災で行方不明になっていた同町の大久保真希さん=当時(27)=と判明したと発表した。旧常磐山元自動車学校のアルバイト従業員で、2011年3月11日の勤務中、津波に巻き込まれ行方が分からなくなった。

 同校を巡っては、犠牲になった大久保さんと教習生25人の遺族が損害賠償を求め提訴、16年に和解した。

 同署によると、遺骨は下あごと歯の一部とみられ、今年8月28日夜、山元町にある磯浜漁港の東約6キロで漁船の刺し網に引っ掛かっているのが見つかった。

共同通信社 2019年10月17日 無断転載禁止