北陸新幹線ダイヤ復旧、年内困難 車両足りず、年末年始に影響も

 台風19号による大雨の影響で浸水したJR東日本の長野新幹線車両センターに並ぶ、北陸新幹線の車両=13日、長野市

 台風19号の大きな被害が出た北陸新幹線は、年内に元のダイヤに戻るのが困難であることが19日、JR関係者への取材で分かった。10編成120両の浸水による車両不足に陥っており、年単位の時間がかかる新規製造や、上越新幹線の同種車両の振り替えでは、被災前の輸送力に達しない。20日で浸水被害から1週間。年末年始の帰省やUターンでも、旅客需要を満たすことはできず、影響は長期化しそうだ。

 長野市の車両センターで浸水した車両は電気系統の重大被害などのため、JR東は一部を再利用するか、新たに車両を製造する方向。製造には通常、発注から受け取りまで2~3年かかるという。

共同通信社 2019年10月19日 無断転載禁止