台風死者、12都県80人に 住宅被害、5万6千棟超

 行方不明者の捜索が続く、宮城県丸森町廻倉地区の土砂崩れ現場=20日午前9時10分(共同通信社ヘリから) 台風19号の被災地で、家具を片付ける人たち=20日午前9時44分、宮城県丸森町

 甚大な被害をもたらした台風19号の影響で20日、新たに1人の遺体が宮城県丸森町の住宅で見つかり、共同通信の集計で死者は12都県80人となった。不明者は10人とみられる。総務省消防庁は、住宅被害が同日時点で5万6753棟に達したと発表。昨年の西日本豪雨の約5万1千棟を上回る規模となった。

 雨が上がった被災地では、警察や消防、自衛隊などが行方不明者の捜索を続け、住民らは自宅の片付けなどに追われた。ボランティアによる支援も宮城、福島両県で本格化。泥の付いた家財道具を運び出し、炊き出しもあった。

 内閣府によると20日現在、4077人が避難所生活を強いられている。

共同通信社 2019年10月20日 無断転載禁止