鳥取港で初競り 松葉ガニ1匹に500万円、落札額世界一

史上最高値の500万円で落札された松葉ガニ=7日午前、鳥取市賀露町西4丁目、かねまさ・浜下商店
 山陰の冬の味覚・松葉ガニ(ズワイガニ雄)が7日、鳥取県内3港で水揚げされ、鳥取港(鳥取市賀露町)での初競りで、県のトップブランド「五輝星(いつきぼし)」のカニ1匹に500万円の値が付いた。県によると、カニの落札額としては世界最高という。

 県内では昨年も初競りで1匹が200万円で落札されてギネス記録となり、今年はさらに300万円上回った。

 この日は、ギネス記録を打ち立てた海産物販売「かねまさ・浜下商店」(鳥取市賀露町西4丁目)の浜下哲爾社長(49)が、1匹目を500万円で落札。「おお」というどよめきが起こった。

 カニは甲羅幅が14.6センチ、重さが1.24キロあり、五輝星として認められる幅13.5センチ以上、重さ1.2キロ以上といった5基準を満たした。東京・銀座の料亭に卸される予定で、浜下社長は「鳥取のカニの素晴らしさを広めたい」と語った。

 7日は鳥取港、網代漁港(鳥取県岩美町)、境漁港(境港市)に計22隻が戻り、初日の水揚げ量は2万6540キロ(昨季2万2124キロ)。1キロ当たりの平均単価は昨季より828円高い4615円だった。計18匹が五輝星に認定された。

 6日に兵庫県新温泉町の漁港であった初競りでも、重さ1.2キロの松葉ガニが300万円で落札された。

2019年11月8日 無断転載禁止