松江、冬の風物詩 「かに小屋」12月1日オープン

試食会でカニを楽しむ来店客=松江市東朝日町、かに小屋
 山陰の冬の味覚・松葉ガニなどをじか火で焼いて気軽に味わえる「かに小屋」が12月1日、松江市東朝日町の松江港管理所1階にオープンする。8回目の今シーズンは、営業期間を通じて安くて新鮮なカニを提供しようと、カニ漁の日程に合わせて開催期間を1カ月前倒しした。28日夜に試食会があり、招待客ら約60人が一足早く冬の味覚を楽しんだ。

 市内の経営者有志でつくる「松江冬季観光誘客プロジェクト」が冬季の観光対策として企画。山陰沖で捕れた松葉ガニ(1杯2500~5千円)、ベニズワイガニ(同1800~3000円)のほか、東日本大震災の復興支援の一環として岩手県陸前高田市産のホタテなども提供する。

 昨シーズンは1万人が来店し、このうち500人が香港や台湾など外国からの観光客だった。今シーズンは店内の英語表示を増やし、来年1月の米子-上海便就航を追い風に外国人客千人を目指す。今月1日に予約受け付けを始めており、既に東北や九州など全国から約700人の予約が入っているという。

 4月に中国から来日した松江市の国際交流員カク・シンゼンさん(27)は「上海の人もカニが大好き。英語表記も親切で楽しめると思う」と話した。

 来年2月29日までの営業で、毎日午前11時から午後9時まで。問い合わせは同小屋、電話090(4100)6942。

2019年11月29日 無断転載禁止