旧石見町回る移動販売車 「にこ丸くん」生活を支える

移動販売車「にこ丸くん」から商品を選ぶ高齢者(右)とサポートする販売員の飛弾智徳さん
 島根県邑南町の旧石見町地域で交通手段の確保が難しく日常の買い物に困る高齢者などの「買い物弱者」を支援する移動販売車「にこ丸くん」が活躍している。同町中野の住民団体「中野レナトゥス」のメンバーが週2回、安否確認も兼ねて地域内の中野、井原、矢上、日貫各地区25軒ほどを回り、暮らしの安心を支えている。

 「ようきちゃんさったな。今日はあんぱんと、甘いお菓子、いつも買うやつはある?」。にこ丸くんを玄関先で迎えた竹森寿加子さん(78)=邑南町矢上=は1人暮らし。頼みのハンドル付きの電動車いす「シニアカー」で近くのスーパーまでは片道40分もかかるため、2018年6月に始まった移動販売は大助かりだ。「いつも待っとるんよ」。刺し身や豚肉、ヨーグルトを手に取り、ほほ笑んだ。

【詳しくは本紙紙面をご覧ください】

2019年12月2日 無断転載禁止