世界こども美術館がブータンカフェを初開催

ブータンの子どもたちが描いた絵を見ながら、初開催の「カフェ」の打ち合わせをする市世界こども美術館の職員ら
 浜田市世界こども美術館(島根県浜田市野原町)で13日、「幸せの国」と呼ばれるブータンから迎えた美術教員4人と、市民が触れ合う「ブータンカフェ」が初めて開かれる。同美術館はお茶を飲みながら気軽に「共生」の時代に求められる異文化理解を深めてもらおうと、大人から子どもまで幅広い参加を呼び掛けている。

 市とブータンは合併前の旧三隅町時代から伝統工芸・石州和紙の紙すきを通じた交流がある。同美術館や市内の小中学校などは2017年から国際協力機構(JICA)の美術教育支援事業でブータンの教員を受け入れており、今年の日程(11~25日)に合わせてカフェを企画した。

 当日午前10時から館内で、ブータンのお茶を飲みながら教員たちから学校生活や自然、街の様子などを聞き、民族衣装のゴ(男性)とキラ(女性)の試着体験、美術館が所有している同国の子どもたちの絵画の展示もある。

 これまでの美術支援の教員受け入れを発展させた企画として、同館の高野訓子学芸員は「ブータンのことをもっと学ぶ貴重な機会」と話し、大勢の参加に期待している。参加無料で、事前申し込みが必要。問い合わせは同美術館。電話0855(23)8451。

2020年1月9日 無断転載禁止