太陽面爆発、今後も起こる可能性 杉の年輪に痕跡、山形大など

 山形大、名古屋大、弘前大の共同研究チームは、地球の磁場を乱して社会生活に甚大な悪影響をもたらす巨大な太陽面爆発(太陽フレアなど)が立て続けに起こり得ることを見つけ、20日付の英科学誌電子版に発表した。巨大爆発が起きた紀元前660年ごろに生育していた杉の年輪に「痕跡」が残されていたという。

 巨大爆発は紀元後775年ごろと994年ごろにも起きたと確認されている。山形大の桜井敬久名誉教授(宇宙線・放射線)は「次の巨大爆発がいつ起こるかの予測はつかない」と話した。同規模のものが発生すれば、人工衛星の故障や大規模な通信障害などが起きる恐れがある。

共同通信社 2020年1月20日 無断転載禁止