中国本土の重症者2300人 世界の死者数、SARS超も

 閑散とした北京の飲食店街。新型肺炎の感染拡大の影響で店舗は営業を停止し、扉が閉じられたまま=3日(共同)

 【北京共同】新型コロナウイルスによる肺炎の死者は3日、中国本土で計361人となり、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の犠牲者数を超えた。新型肺炎の重症者は約2300人に上り、今後SARSの世界全体の死者数774人を上回る可能性も出てきた。

 中国本土の2日までの感染者は1万7205人、感染疑い例は2万人超。香港大のチームは湖北省武漢市の感染者が1月下旬までに約7万6千人に達した可能性があると推計している。検査試薬や病床不足で実態が把握し切れず、実際の感染者は統計よりかなり多い恐れもある。

共同通信社 2020年2月3日 無断転載禁止