米海軍、小型核を潜水艦に初配備 対中ロで軍事優位狙う

 2008年1月、米ジョージア州の潜水艦基地に向かうオハイオ級原子力潜水艦ワイオミング(米海軍提供、AP=共同)

 【ワシントン共同】米国防総省は4日、低出力で「使える核兵器」と称される小型核を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を、海軍が実戦配備したと発表した。米メディアによると小型核の潜水艦配備は初めて。トランプ政権は中国、ロシアへの軍事的優位を確保するため、早期の製造、配備を目指していた。

 核兵器を巡り、トランプ政権が「大国間競争」と位置付ける米中ロ間の軍拡競争が一層激化する恐れがある。米側は抑止力の強化を配備目的に掲げたが、核使用のハードルが大きく低下する可能性も現実味を帯びる。

共同通信社 2020年2月5日 無断転載禁止