フランス核抑止力、欧州と連携へ マクロン大統領が戦略対話提案

 7日、フランス・パリで国防戦略について演説するマクロン大統領(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は7日、国防戦略についてパリで演説し、フランスが保持する核抑止力が欧州の安全保障に果たす役割について欧州各国と「戦略対話」を行いたいとの意向を表明した。希望する国はフランスの核戦力部隊の訓練に関わることも可能とすると提案した。

 英国の欧州連合(EU)離脱によりフランスはEU内で唯一の核保有国となった。マクロン氏は自国の核抑止力の戦略策定で欧州諸国と連携することで、持論とする欧州独自防衛の強化を図りたい考えとみられる。

 演説でマクロン氏は「私たちの決定の独立性は、欧州諸国との揺るぎない結束と完全に両立する」と訴えた。

共同通信社 2020年2月7日 無断転載禁止