新型肺炎、潜伏期感染2人に1人 急拡大の一因か、北大推計

 新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスによる肺炎患者の2人に1人以上は、症状が出ていない潜伏期間中の人から感染した可能性があるとの推計を、西浦博・北海道大教授(感染症疫学)らのチームが8日までにまとめた。

 潜伏期間中の感染を防ぐのは実質的に困難であるため、これが世界で感染が急速に拡大した一因とみられるという。チームは隔離による封じ込めは難しいとして、医療態勢の充実に重点を移すべきだとしている。

 推計は、中国、タイ、米国など6カ国の政府機関が発表した「人から人へ」の感染例計26組(52人分)を分析。いずれも1人目の患者と2人目の患者の経過が判明しているデータを使用した。

共同通信社 2020年2月8日 無断転載禁止