インド高速鉄道、事業費追加必要 5千億円と試算、開業も遅れ

 2017年9月、高速鉄道の起工式に出席した安倍首相(中央左)とインドのモディ首相(同右)=インド・アーメダバード(共同)

 日本の新幹線方式を採用したインド西部ムンバイ―アーメダバード間(約500キロ)の高速鉄道計画を巡り、当初予定していた事業費に加え、5千億円程度が必要になったとみられることが8日、関係者への取材で分かった。インド側が鉄筋高架橋の建設や、掘削用にシールドマシンの使用を希望したことが理由。日本側が金額を試算した。

 高速鉄道は2023年開業予定だったが、用地取得が遅れ、5年程度遅れる見通しになっている。巨額の事業費膨張の見通しも明らかになり、日印協力の象徴的存在だった計画が難航している実情が浮き彫りになった。建設に参加する日本企業にも影響が出そうだ。

共同通信社 2020年2月8日 無断転載禁止