シリア政権軍、全土奪還に近づく 要衝を制圧

 シリア北西部イドリブ県にある反体制派の最終拠点で要衝のサラケブ=1日(ゲッティ=共同) シリア・イドリブ県サラケブ、アレッポ、トルコ

 【カイロ共同】シリアの国営テレビは8日、アサド政権軍が反体制派の最終拠点で北西部イドリブ県にある要衝サラケブを制圧したと伝えた。首都ダマスカスと北部の大都市アレッポを結ぶ主要道路が通っており、アサド政権は全土奪還に近づくことになる。

 一方、反体制派を支持するトルコは政権軍に今月末までのイドリブ県での撤退を要求、増援部隊が展開しており緊張が拡大している。トルコは8日、アサド政権の後ろ盾ロシアの代表団と、トルコで協議する見通し。

 政権軍は、昨年12月からイドリブ県や周辺での空爆を強化。先月28日にはイドリブ県の第2の都市マアラト・ヌマンを制圧した。

共同通信社 2020年2月8日 無断転載禁止