女子ログ どうしているのかな

 懐かしいサスペンスドラマのDVDを借りて見ていた。すると、事件の行方を探っている登場人物が、鍵を握る人物の居場所を突き止めるため、昔の知人宅を訪問し、年賀状の束を探してもらうシーンがあった。

 ドラマの中で、知人は年賀状を一枚一枚めくりながら、「最近は来なくなったから」とつぶやいた。それを見ていて、昨年末、わが家での年賀状づくりがふと頭に浮かんだのだ。

 わが家では、家族写真を入れた年賀状を印刷してもらい、宛名は手書き。昨年の年賀状を取り出して、宛先を書き写していく。

 その最中、年賀状を交わしながらも、いつの間にか途絶えてしまった人たちのことをふと思い出したりする。

 例えば、学生時代にお世話になったアパートの大家さん。卒業後はちゃんと送っていたのだが、今は途絶えている。こちらが出さなくなったのか、それとも向こうから来なくなったのか、定かではない。もう一度送ろうにも、残念ながら昔の年賀状はどこにしまったのか、分からなくなっている。

 ネット検索というわけにもいかず、このドラマの登場人物みたいに直接足を運ぶには、遠すぎる。元気にしておられるだろうか。そんなふうに思いつつ、宛名書きの手がつい止まってしまうのだ。

(浜田市・ピオーネ)

2020年2月18日 無断転載禁止