浜田で就職待ってます 県立大生、初のインターンシップ

就業体験でビール瓶のラベル貼りを手伝う県立大総合政策学部の福永一希さん(右)
 島根県浜田市主催の大学生を対象にした初めての短期就業体験(インターンシップ)が、同市内で始まった。県内就職の割合が低い県立大浜田キャンパス(浜田市野原町)の学生らの地元就職や定住につなげる狙い。28日まで、1人1~3日間の日程で行われ、受け入れる事業者側も大学とのつながりを強めるきっかけとして期待している。

 県立大によると、2019年3月の同大浜田キャンパス(総合政策学部)の卒業生で就職した189人のうち、県内就職は37人、市内はわずか2人。市は、地元就職につなげるために学生と企業の顔の見えるインターンシップを企画し、農業、観光、マスコミなど市内8社が協力している。

 18日現在、県立大8人、県外1人の参加申し込みがあり、18日は農業生産法人三島ファーム(浜田市国分町)で総合政策学部3年の福永一希さん(20)=徳島市出身=がハウス内でケールやルッコラの収穫、クラフトビール「穂波(ほなみ)」の瓶のラベル貼りを体験。

 福永さんは雪や雨で冷え込む中での作業のつらさも知った上で「就職は浜田でもいいと考えている。普段では知り得ない仕事を体験できた」と話した。

 三島淳寛社長(46)は「企業にとって刺激になる。大学に出向いて地元企業を知る講座も開ければいい」と連携強化の成果に期待を寄せた。

2020年2月19日 無断転載禁止