スサマジ 鈴木監督、特任コーチに パワハラ処分明け 復帰

鈴木裕紀氏の復帰について説明する中村律COO=松江市学園南1丁目、くにびきメッセ
 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが23日、選手や球団スタッフへのパワーハラスメント(パワハラ)でリーグから処分された鈴木裕紀監督(42)をGM(ゼネラルマネジャー)付き特任コーチで復帰させたと発表した。現場で直接選手を指導する立場には戻らない。今季は引き続き河合竜児アソシエイトコーチ(44)が指揮を執る。

 就任3季目の鈴木氏は、選手や球団スタッフにパワハラをしたとして1月20日から2カ月間、公式戦に関わる職務停止処分をBリーグから受けた。

 松江市内で取材に応じた中村律COO(最高執行責任者)は、鈴木氏が深く反省した上で再びチームに携わりたい意向を持っていたとし「再チャレンジの道を残したいと考えた」と説明。復帰にはブースター(ファン)から批判の声もあるとした上で「真摯(しんし)に受け止めたい」と話した。

 GM付き特任コーチとして現時点では練習などで指導はせず、ベンチ入りもしない。中村COOは「(鈴木氏の)これまでのバスケの知見を生かしてB1残留に向けて取り組んでもらう」と話した。Bリーグは新型コロナウイルスの感染拡大で4月1日までの試合を中止しており、鈴木氏は、再開されればブースターなどに謝罪する意向を示しているという。

 鈴木氏は球団を通じ「つらく、苦しい思いをされた被害者の方に心よりおわび申し上げます。相手の気持ちに寄り添い、指導される側の立場に立って思いを伝えるという指導者として最も大切なことが大きく欠落していたと気がつきました。信用を得られるよう、今まで以上の覚悟をもって取り組んでいきたい」とのコメントを出した。

2020年3月24日 無断転載禁止