コロナ警戒し修了式 規模縮小や放送のみも

担任(右)から通知表を受け取る児童=浜田市竹迫町、三階小学校
 新型コロナウイルス感染症に伴い休校していた浜田市や、休校しなかった松江市など島根県内の多くの小中学校で24日、学年を締めくくる修了式があった。浜田市では児童生徒が3週間ぶりの再会を喜び、通知表や修了証書を受け取り新学年へ意欲をみせた。

 浜田市内では、3日から23日まで休校となり、24日は24校で修了式があった。

 三階小学校(浜田市竹迫町)では、児童同士の間隔を1メートルほど空け、換気を徹底させて式を実施。全校児童200人が体育館に集まり、1~5年生の児童代表が松本潔校長(58)から修了証書を受け取った。松本校長は「健康や安全に気をつけて春休みを過ごしてほしい」と呼び掛けた。

 児童は各教室に戻り5年2組では、18人が担任の吉田美穂教諭(40)から「よく頑張りました」などと褒められながら通知表を受け取った。

 小林聖空(せいら)さん(11)は久しぶりの友人との再会に「みんなの笑顔を見て安心した」と喜び、「苦手な社会科を頑張りたい」と6年生へ向けて意気込んだ。

 松江市内でも規模を縮小した修了式や教員の離任式、式は行わず校長の校内放送にとどめるなど、各校さまざまに対応した。

 松江市立第四中学校(松江市西津田10丁目)では「修了式、離任式の中止はあまりにもさみしい」(古藤浩夫校長)と式を簡略化。校歌斉唱はなく、教員の離退任あいさつも手短に済ませた。

 松江市立法吉小学校(同市比津町)は、藤原政司校長(59)が校内放送で安全と健康に注意するよう呼び掛け。4年3組の教室では信高康汰教諭(24)が児童26人に通知表を手渡し、吉岡真歩さん(10)は「理科の実験が楽しかった。おさらいをしていい5年生になりたい」、野津光貴君(10)は「サッカーと勉強を両立させる春休みにする」と意気込んだ。

 修了式は江津市や美郷町、津和野町などでも実施し、益田市では複数の学校が各教室で行った。邑南町など一部で、25日以降に修了式を行う自治体もある。

2020年3月25日 無断転載禁止