新たに1人の感染確認 クラスター発生飲食店従業員

 松江市が12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1人確認したと発表した。同市内在住の10代男性で、島根県内1例目となった女子高校生のアルバイト先の飲食店「BUZZ」(バズ、松江市伊勢宮町)の従業員。症状は軽いという。県内感染者はいずれも市内在住の7人になった。

 同店ではクラスター(感染者集団)が発生している。男性は11日にせきや熱っぽさを訴え、ウイルスの有無を調べるPCR検査で陽性反応が出た。12日午前の段階では自宅待機しており、感染症指定医療機関に入院する。

 市によると、濃厚接触者とみられる従業員と常連客は24人で、全員のPCR検査を終えた。

 また、県内1例目の女子高校生の母親で、感染が確認された50代女性について接触した25人にPCR検査を実施し、全員の陰性を確認した。

 同店に関連し、松江保健所に設置している帰国者・接触者相談センターには、12日午前段階で常連客以外の利用客らから約100件の相談が寄せられており、内容に応じてPCR検査に回す。

 市は12日、県に対し、クラスターの疫学的調査チームの派遣を要請した。

2020年4月12日 無断転載禁止