未就学児含む3人感染 再検査で陽性は島根県内初

 松江市が15日、新たに20代の女性2人と、10歳未満の未就学の男児1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した同市伊勢宮町の飲食店「BUZZ」(バズ)の利用客、従業員とその子ども。男児は6日に発熱したが、13日時点で症状はない。男児が利用していた市内の認可外保育施設は25日まで休業する。

 従業員はウイルスの有無を確かめるPCR検査で陰性だったが、再検査で陽性となった。島根県内の感染者は全て松江市在住で、計13人となった。

 従業員は10日の検査後も体のだるさなどが続き、発熱やせき、胸や肩、腰の痛みといった症状があったため、14日に再検査したところ、感染が確認された。利用客は13日に発熱や頭痛、せきなどの症状を訴えていた。従業員と利用客はいずれも軽症という。

 3人とも自宅待機しており、今後、感染症指定医療機関に入院する。

 従業員と男児は、市が11日に6例目の感染者として発表した20代男性客と同居しているという。

 男児が利用していたのは同市乃木福富町の認可外保育施設「バンボハウス」で、濃厚接触した可能性がある利用者とスタッフの計34人は症状に応じて順次、PCR検査を実施する。

 BUZZを利用した客と従業員、アルバイトの感染者は11人となった。

 市によると、市内でのPCR検査数は14日までに270人となった。BUZZの関係者は125人で、既に感染が確認されている10人は県内の感染症指定医療機関に入院している。重症者はいないとしている。

2020年4月15日 無断転載禁止