鳥取市、新型コロナ2例目 1例目男性と接点なし

1例目の感染者とNHK鳥取総局の20代男性職員の接触はないと述べる深沢義彦市長=鳥取市幸町、市役所
 鳥取市在住でNHK鳥取放送局の20代男性職員の新型コロナウイルス感染について、深沢義彦市長が19日の会見で、1例目となった市在住の60代男性との関連はないとの見方を示した。60代男性の感染経路特定に至らない中、別の経路の可能性がある。

 市や同局によると、20代職員は14日に発熱などの症状が出て、18日のPCR検査で陽性となった。3月29日に友人と2人で京都市内に出掛けていた。深沢市長は「現段階で感染経路はまだ不明だ」と述べた。

 20代職員は1人暮らしで放送部所属のディレクター。4月1、6日は鳥取市内の企業で取材ロケを行った。陽性判定を受け、取材した企業に連絡した。

 市によると、20代職員の濃厚接触者の判定が難航しているため、同僚職員や出入り業者、友人など接触の可能性がある人のPCR検査を先行した。同局によると局員約100人の体調に異常はないとしている。

 同局は18日に局内の消毒を行い、関係職場の職員を自宅待機とした。職員全員にマスク着用を義務付けており、20代職員も外部の人と会う時は着けていたという。同局は「保健所の指導の下、消毒や接触者の確認などを行い、感染拡大防止に努める」とコメントした。

 県によると、19日は129人分のPCR検査を実施した。

2020年4月20日 無断転載禁止