松江の40代男性感染 感染経路特定できず

 松江市が3日、市内の40代男性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は松江市内で発生したクラスター(感染者集団)との関連はないとみられ、海外渡航歴や県外への外出も現時点で確認されていない。島根県内では初めて、感染経路が特定できない事例となった。

 男性は4月26日に38度台の発熱があり、市内の医療機関を受診。新型コロナウイルス感染症とは別の診断が下り、医師から薬の処方を受け自宅で療養していた。その後も発熱やせきの症状が続き、5月1日に再び同じ医療機関を受診し、感染が疑われたため、2日にウイルス感染の有無を調べるPCR検査を受けて陽性が判明した。症状は軽症で感染症指定医療機関に入院する。

 県内の感染者は計24人となり、このうち松江市在住者が17人、出雲市在住者が7人。

 これまで、松江市伊勢宮町の飲食店「BUZZ(バズ)」でクラスターが発生し、本人の意向を理由に症状や利用した場所などを非公表としている1人と、今回の男性を除き、感染者全員が、BUZZの利用客や従業員、アルバイトといった関係者と、その家族・同居者、濃厚接触者となっている。

 松江市内で陽性が確認されたのは4月18日の検査以来、半月ぶり。

2020年5月4日 無断転載禁止