「行動変容」を出雲弁で紹介

出雲弁で表現した新型コロナウイルス対策のグラフィック・レコーディング(久々江美都さん提供)
 新型コロナウイルスに関し、政府の専門家会議が国民に示した「行動変容」を出雲弁とイラストで分かりやすくまとめたビラがネット上で広がっている。出雲弁にまとめる作業に携わった安来市出身の宿泊業、糸原絵里香さん(25)=東京都在住=は「自分ごととして受け取ってほしい」と呼び掛けている。

 「わしやちの行動で変わーけんね」と題した手書きのビラは、会議やセミナーなどを、イラストと言葉で分かりやすくまとめる「グラフィック・レコーディング」という手法で制作。原案は武蔵野美術大大学院2年の久々江(くぐえ)美都(みやこ)さん(27)が作り、日本全国の方言バージョンがある。

 出雲弁は久々江さんの知人だった糸原さんに声が掛かった。「無駄な外出はしない」は「やくてもねーことで外にでーじゃない」、「激しい室内運動は控えよう」は「部屋ん中でおおはいごんすーじゃない」など意訳も交え、ユニークに表現している。

 糸原さんは「方言に詳しい方が見たら、違うところもあるかもしれない」と謙遜しつつも「親しみやすく、楽しみながら注意喚起が広がればうれしい」と話している。

2020年5月11日 無断転載禁止