マスク紡ぐ地域の絆 再会願い会員に届ける

折り鶴と手紙を添えたマスク
 新型コロナウイルスへの感染防止で外出する人が少なくなっている中、島根県出雲市の稗原地区で買い物や通院支援などをしている住民グループ「ひえばらお助けマン互助会」(石野あい子代表)が、手作りのマスクをサービスの利用会員や、協力会員に届けた。今は支援活動の一部を中断しているものの、少しでも地域での結びつきを保ちたいとの思いを伝えた。 

 同団体は2012年に発足し、高齢者らの外出や家事支援をしており、利用会員、協力会員合わせて約120人が登録している。新型コロナウイルスの感染拡大で全国に緊急事態宣言が出ている状況で、草刈り代行など、人とあまり接触しないメニュー以外は中断していた。

 活動内容を思案していたところ、会員の西山久恵さん=出雲市野尻町=が「皆さんに喜んでもらうことが一番の宝物」との思いから100枚以上のマスクを製作。会としてメッセージを付けて届けることにした。

 大型連休中、同市稗原町の事務所で会員6人が、西山さんが作ったマスクや折り鶴と、「お会いできる日を楽しみにしています」とのメッセージを袋に入れる作業をした。その後、手分けして会員宅に届けた。

 石野代表は「何らかの形でつながっていくことができる機会にしたい」と話した。

2020年5月13日 無断転載禁止