バイデン前副大統領、失言で釈明 「投票に迷うなら黒人じゃない」

 22日、米デラウェア州の自宅からラジオに出たバイデン前副大統領(右)(THE BREAKFAST CLUB ON POWER 105.1提供、ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)は22日、ラジオ番組に出演し、黒人司会者に「私かトランプ(大統領)か投票に迷っているようなら、君は黒人じゃない」と発言した。軽口をたたいた可能性もあるが人種差別などと波紋が広がり、「配慮に欠けた」と釈明に追い込まれた。

 バイデン氏はオバマ前政権で8年間、副大統領を務めた経歴などから黒人の間で支持が高いが、懸念されていた失言癖が露呈。今後の選挙戦に不安を残した。

 トランプ陣営は「人種差別だ。バイデンは黒人が自主的に物事を考えることができないと思っている」と批判した。

共同通信社 2020年5月23日 無断転載禁止