女子ログ コロナ禍での子育て

 「コロナ離婚」「コロナ絶交」という言葉があるらしい。幸いわが夫婦間で「コロナ離婚」の危機はなさそうだが、ママ友の間ではそれぞれ自粛の程度が違うため、その違いによって関係がギクシャクするのは感じ始めている。

 住んでいる地域によっても危機感に違いが出る。都会で暮らす友人は、公園も怖くて家の敷地内から出られないなど、かなりピリピリした状況らしい。

 一方こちらは人けのない場所はいくらでも見つかり、この状況でも1歳のやんちゃ息子を外で遊ばせることができた。ただ、こうした様子を都会のママたちも見る会員制交流サイト(SNS)にアップするのは気を使う。いつものことでも「人のいない公園で…」の文言が必要だ。そうした断りを入れてアップしてみると、都会に住むママ友たちからうらやましがられた。

 確かに都会に暮らす人たちと比べると、このコロナ禍でも比較的安心して過ごせたことに毎日感謝していた。「コロナ疎開」や医療体制を心配したこともあったが、行政のしっかりした対応をむしろ誇りに思った。田舎での子育てのメリットって単に伸び伸び育てられるだけでなく、安心安全も得られるんだなと、皮肉にも今回のことで実感した。

 仮に成長した息子が田舎暮らしを嘆くことがあれば、私は今回のことを息子に力説するだろう。もちろん息子は覚えていないだろうけど。

(境港市・みらん)

2020年5月27日 無断転載禁止