武漢の無症状感染、ウイルス出ず 全市民検査の3百人

 【北京共同】中国湖北省武漢市の衛生当局は8日、全市民約990万人に新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を実施して確認された300人の無症状感染者について、全員の検体からウイルスは分離されなかったと発表した。当局は、検体に含まれるウイルス量が非常に少なかったか、発症力を持たない可能性があるとの専門家の見解を紹介した。

 中国科学院武漢ウイルス研究所で、300人ののどやたんから採取した検体を用い、培養してウイルスを分離できるかどうか確かめた。さらに全員の使用済み歯ブラシ、コップ、マスク、タオルなどをぬぐって調べたが、陰性だったという。

共同通信社 2020年6月9日 無断転載禁止