図書館を花いっぱいに 園児と女性グループが植栽

益田市立図書館前の花壇に花を植えるめばえ保育園の園児
 益田市立図書館(島根県益田市常盤町)で花を植えるプロジェクトが始動した。市内の子育て中の女性5人でつくる団体「ますだツナガル」が、図書館が子どもたちにとって身近な存在になるよう願いを込めて企画。花植えを担うのは市内の園児たちで、9日は、めばえ保育園(同市東町)の5、6歳児37人が「花いっぱいの図書館」を思い描きながら植えた。

 ますだツナガルは市内で子どもを中心に誰もが楽しめるイベントを企画しようと昨年11月に発足。4月に開く予定だった最初のイベントが新型コロナウイルスの影響で中止となり、あらためて図書館で花を植えるプロジェクトを始めた。

 5日から市内の園児が図書館前の花壇で取り組んでおり、めばえ保育園の園児は約1.5センチの小さな花を咲かせる「ガウラ」、白い八重咲きが美しい「レウカンセマム」などの多年草40株を植えた。「大きくなってね」と声を掛けて水をやり、成長を願った。

 松永萌愛(めい)ちゃん(6)は「おっきく育ってほしい。図書館はあんまり来たことがなかったけど、水やりや本を読みに来たい」と笑顔で話した。

 団体は7月4日に市民参加の花植えイベントも計画中で、花壇には最終的に約800株が植わる予定。日常の花の管理は地域住民が手掛け、園児たちも家族と共に水やりなどに訪れる。

 田中加奈会長(27)は「植えてくれた子どもたちのように元気に花が育ち、図書館を訪れる市民の癒やしになればうれしい」と話した。

2020年6月10日 無断転載禁止