病院集団感染スタッフ介し拡大か 大阪市、国の調査報告書を公表

 大阪市は11日、同市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」で起きた新型コロナウイルスの集団感染に関し、国のクラスター対策班による調査報告書を公表した。予防策が徹底されず、スタッフが感染を媒介したことで院内感染が拡大した可能性を指摘した。

 報告書では、感染源は特定困難とした上で、拡大の要因として▽通常のケアやリハビリ時に手袋を着用せず消毒も不十分▽出勤時間帯にロッカールームで密集▽スタッフ同士が食事や休憩時にマスクを外して会話―といった行動を挙げた。

 集団感染が分かった後も、危険区域と安全区域を分けるゾーニングや防護具の使用に不備があったと確認した。

共同通信社 2020年6月11日 無断転載禁止